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南面にウッドデッキと広い開口部 城本住建『咊(なごむ)』


私達は太陽の恩恵に与っています。
赤外線は人の健康を維持するのに有益ですが紫外線は人の健康を阻害します。
木材の木肌の働きの1つに皮膚や眼の老化を促進させる紫外線を吸収する作用があります。

木肌は長年使っていると褪色や変色するので嫌いな人がいますが、
紫外線の被害を人の身代わりになって呉れているのです。

   

一方、紫外線の赤~黄色(YR色)は健康を増進させたり、
情緒や感性を豊かにさせる光をよく反射させます。

俗にYR色は、精神学会では暖色(青や紫色寒色)として扱われています。
その上、木材の木肌に反射した光はギラギラした鉄板に反射したような光ではなく、
絹ほどではありませんがソフトな上品な反射光となります。


昔の日本の住宅は『広縁』という縁側があって」健康住宅に寄与していました。
とても良い日本のノウハウでしたが、今では広い敷地の土地習得が困難な上、
縁側を設けると住宅コストが嵩み敬遠されています。

その点ウッドデッキは半屋外に設け、コスト的にも安価で室内の奥まで反射光を届けてくれます。
南面のウッドデッキ広い開口部は重要な意味があります。