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城本住建『咊(なごむ)』 エコマテリアルについて


    

『エコマテリアル』の言葉を最近よく耳にします。
『エコ』は生態、『マテリアル』は材料の事です。

定義すれば『環境と調和し環境への負荷の少ない材料』と言う事になリます。
もう少し詳しく述べると『その製造から使用、リサイクル、
廃棄を通してエネルギー消費が少ない事』です。

木材は俗に無垢と言われています。
無垢は本来『汚れていない』『交じりものが無い』などを指します。

多くの材料は人が化石燃料などのエネルギーを用い、
化学反応などを駆使し人工的に創り出しています。

その点、木材は自然界に育ち、その育つ過程が製造そのものなのです。
1トンの木材生成には1.6トンもの二酸化炭素(CO2)を葉っぱから吸収し、
材中に0.4トンの炭水化物(C)を蓄え、1.2トンの酸素(O)を放出して空気を浄化しています。


いわゆる光合成(同化作用)と言われる働きは太陽から自然光のエネルギーを受け、
大地から水を得て自らを製造しているのです。

スギの木は40~50年、ヒノキは少し遅く50~60年育つと成木となります。
光合成は成木になるまでが活発で、成木を過ぎると見掛けほどの活発さは無くなります。


先の戦争で日本は焼け野原となり、復興の為に国策として植林がされ、
九州はスギやヒノキが奨励されました。

その奨励されたスギ・ヒノキは成木に差し掛かり伐期を迎えています。
多くの材料が化石資源に材料・エネルギーを依存して造られてますが、
化石資源は使えば使った分は地球上から消滅し、次世代への危惧があります。

木材は『伐ったら植える』正しい森林管理を行えば資源として
再生され将来への不安がありません。

木材が最も典型的な『エコマテリアル』といわれる所以です。

城本建設『咊』の基本コンセプト


①エコマテリアル
②熊本の木を使う意義
③南面にウッドデッキと広い開口部
④木(無垢)の床
⑤木の調湿作用
⑥無垢と珪藻土の内装
⑦木目と感性
⑧羽目板は檜の無垢
⑨風呂はユニットバス
⑩広いスぺースのパントリー